ハープ・ルーフ
ha-pu ru-fu 86号2006

『秋の七草』
「秋の七草」をご存知ですか?秋の野に咲く代表的な花を数え上げたのが「秋の七草」です。
・【秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花】(万葉集・巻八 1537)
・【萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花】(万葉集・巻八 1538)
(はぎのはな おばな くずはな なでしこのはな おみなえし またふじばかま あさがおのはな)
山上 憶良
万葉集で山上憶良が詠んだ上の2首がその由来とされています。この七草で、尾花はススキ、朝貌はアサガオ(朝顔)ともムクゲ(木槿)ともキキョウ(桔梗)とも言われていますが、桔梗とする説が最も有力です。
言葉としては、春の七草ほど有名ではありませんが、春の七草が七草粥になることでもわかるように、全て食用になるある種、実利的な植物を数えているのに対して、秋の七草は花としての価値で選ばれてもののようです(食用・薬用になる植物ももちろん入っているのですが)。
春の七草と違って直接何かをする行事はとくにありません。秋の、野の花が咲き乱れる「花野」(はなの)といい、花野を散策して短歌や俳句を詠むことが、古来より行われていました。秋の七草は、それを摘んだり食べたりするものではなく、眺めて楽しむものです。
天神橋筋に、“天満・天神繁昌亭”が9月15日にOPENしますね
関西では、戦後60年ぶりの復活となる、落語専門の定席(毎日公演している小屋)です。昼は週替わり、夜は日替わりで、バラエティに連日お楽しみ頂けます。
ちょこっと雑学
黒板を引っかいたときのイヤな音の正体は?!
黒板やガラスに爪を立てて引っかくと、大抵の人が総毛立つはずですね。わたしもそうです。しかも、その音は耳に残り、しばらくは嫌な感じが尾を引きますね(― ―;)
この音を音響学的に研究した人によると、90%以上の人が本能的に不快感を覚える音だそうです。どうして、この黒板やガラスを引っかく音は人を不快にさせるのでしょうか?
この音響を分析した結果、面白いことが分かりました。それは、これが驚くべきことに、人間の祖先である猿の一種マカクゾルが危険を仲間に伝達する際に発する叫び声の声紋と、寸分の狂いもなく一致するのです!!
研究チームは、人間がまだ猿だった頃の遠い記憶が、黒板やガラスを引っかく音で甦るのではないか?と仮説を立てています

こちらが笑えば、相手も笑う<相手は自分の心の鏡>
(北 匡司)
国民(国)の品格
朝の通勤ラッシュの地下鉄天満駅でのことです。ホームから改札へ上がる階段を、お年を召した婦人が盲導犬と共に上がろうとされていました。盲導犬は、
電車に乗ろうと上から階段を下りてくる人の多さに怯えたのか動作が鈍く、先導役の役目が果せていませんでした。婦人はやはり転倒を恐れられたのか、右手を一生懸命伸ばし、右隅にある手すりを探していました。一目見て困っている様子が理解できます。だのに!次々と階段から人が降りてくるのです。盲導犬を連れた婦人を避けようともせずに!思わず駆け寄り手を添え、階段の手すりまで誘導。その後、左隅にある改札までご一緒し、分かれました。この間、若い方や年配の方、様々な人達が階段の上がり降りをしていましたが、誰一人手を貸そうとする人がいないのです。後天的に盲目になられた方独特の手探り状態の歩き方。頼るべき盲導犬は人波に足がすくんでいました。こんな状態の方を見ながら傍らをすり抜けるように行く人の神経ってどうなっているの!! なんぼ忙しかっても立ち止まって道を空けるぐらいできるでしょ!!国家の品格とは、こんななにげない行為の積み重ねができる国民が作るものです。けっして、政治家では作れません。
(森口ひろみ)

・ 介護の基礎知識1
年を取ると“もの”が飲み込みにくくなる?!
年を取ると体力がだんだんと衰え、身体のあちらこちらが弱ってきます。耳が遠くなったり、目が悪くなったりします。「食べる」ことも例外ではありません。老化が原因と思われていたお年寄りの食欲不振は、実は上手くものが飲み込めないために起こることがあるのです。これを「嚥下障害」(飲み込むことの障害)といいます。
咽は、「息をする」「声を出す」そして「ものを飲み込む」という3つの運動を行う交差点のようなところです。年を取ると足腰が弱ってくるのと同じように、交差点である咽も交通整理が難しくなってきます。そのせいで胃に送り込まれるはずの食べ物が肺に入ってしまい、生命にかかわるような誤嚥性肺炎を引き起こすこともあります。次号へ続く
( 「介護情報ハナさん」www.hanasun.comより)
詳しい治療法は専門医にご相談ください。

・ 9月 彼岸花(ひがんばな)
花言葉は、「悲しい思い出、想うはあなた一人、また会う日を楽しみに」です。秋の彼岸頃に咲くので、この名前になっています。
別名は、「曼珠沙華」(マンジュシャゲ)です。“天上の花”という意味で、『おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天からふってくる』という仏教の経典によります。その他全国各地の地方名をあわせれば1,000種類ほどあるそうです。「ユウレイバナ」や「シビトバナ」等です。
真っ赤な花が、“火”を連想させるので、子どもが取ってきて母親に「そんなもの取ってきたら家が火事になる」などと叱ったりしますが、それは彼岸花に毒(根にあります、リコリンという)があるので、子どもがそれに触らないようにとの親心かもしれませんね。わたしも言われていた様な気がします(^_^;)
葉のあるときには花がなく、花のときには葉がないという珍しい花でもあります。
花の色は、赤だけでなく白や黄色、桃色、橙色と多数ありますよ。










